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姶良市誕生1周年記念加治木くも合戦大会 (2011年6月19日):お土産が一杯

 今年のくも合戦は、全国大会を兼ねた記念大会。僕は、大会前日の夕刻、姶良市主催の懇親会に招待された。光栄なことである。東京の八幡さん、和歌山の北原さんと大阪の河井さん、宮崎の松田さん、熊本の川端さん…、旧知の方々と酒席を共にする機会を得た。ありがたいことだ。

 大会当日の朝は、僕のいつものお決まり、龍門滝温泉である。加治木の定宿から田植えを終えた田んぼを横目に見ながら、朝6時の一番風呂に歩く。湯船に浸りながら眺める龍門滝の瀑布は天下一品。また、父の日のプレゼントタオルを貰うのも、この温泉の楽しみの一つである。
オープニングは薩摩琵琶の演奏

 さて、全国大会は、各県からの3名を代表として、その合計勝利点数で争う。奈良県の参加者は僕だけなので、「合戦の部」への個人参加エントリーだけしていたのだが、くも合戦保存会から、北原さんご夫妻と和歌山県代表としたのでよろしく…、とのことだった。僕のクモは今年も本州最南端の地、和歌山県串本町潮岬産であるし、大会の賑やかしになれば…。和歌山産のクモは、果敢に闘っていい試合をしてくれたのだが…、和歌山県チームは、北原実恵子さんの一勝のみという結果となった。
クモを出す和歌山の北原さん立行司の吉村さん和歌山県チームは一勝


 韓国から取材に訪れた麗水文化放送の取材スタッフから、なぜ横棒の上でコガネグモがアグレッシヴに闘うのか?くも合戦のスピード感が面白いとのこと。インタヴューに応えたら、韓国海苔と名刺入れというお土産を頂いた。さらには、お楽しみ抽選会で4等当選、お米5 sを頂いた。賞品は肩にずっしりと重かったが、リュックに詰めて飛行機に搭乗するのは、なんだかとても嬉しい。いい人々との出逢いが一杯、そしてお土産も一杯頂いたという、加治木の旅であった。

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