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和歌山県有田郡湯浅町栖原の化石堀り 2012/10/7

 化石堀りの講師として、中生代白亜紀前期(約1億3000万年前)の有田層が見られる露頭(ろとう=がけ)を何年かぶりに訪れた。湯浅町栖原(すはら)の露頭。地主さんは、前日に重機(ユンボ)を入れ、露頭を崩しておいてくださった。そのお蔭で、親子連れ約60名の参加者たちは、アンモナイト、三角貝やネズミノテガイ属の二枚貝、ウニ、さらには、ソテツ類の葉と思われる植物化石をゲットすることができた。
 京都大学の山中克正さんにも、参加して貰った。沢山のアンモナイトを採ることが出来たのは、山中さんのプロの観察眼あればこそ…。僕も、Shasticrioceras nipponicum(シャスティクリオセラス・ニッポニカム)、たぶん…、というアンモナイトを2個採集し、講師の面目を保つことが出来た。
 フィールドワークから元気を貰い、久しぶりに心の充電をした今日一日であった。
 次の画像は、僕の採集した2個のアンモナイト。

Shasticrioceras nipponicum

Shasticrioceras nipponicum

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